62回目のTHINKは、とてもエネルギッシュなアートディレクター 尾原史和さんにお越し頂きます。
「R25」「TRANSIT」のアートディレクションで名を馳せ、デザイン界にインパクトを与え続ける尾原さん。高知のデザイン専門学校を卒業後、二色機しかない印刷会社で版下、製版なども含め、徹底的に印刷を学び、22歳の時、自分がどうなるかを自分で楽しもう!と地図だけ持って上京。仕事を求めにきたのではなく、東京で何が出来るかを探しに来た尾原さんは、面接先でも働きたいと思う職場がなかなか見つからなかったそうですが、佐藤直樹さんと出会いを機に、アジールデザインに入社。そこでスポンジのように全てを吸収していき、一週間でクオークをマスターするほどの集中力で仕事に取り組んでいきました。提案するデザインも、求められているクオリティーの物を出した上で、自分のデザインも積極的に提案するというスタイルでアピール!そして、10ヶ月でスピード退社!時間軸が人とは違う尾原さん。
「自分で自分の仕事を動かす」というポリシーのもと、25歳で社長になることを目標に動き続け、実際には28歳で「SOUP DESIGN」の社長となった実行力。「仕事の規模は、入る箱で決まる。」を信念に、その時の収入ではぎりぎりのワンランク上の物件に引越しし続け、それに見合う大きな仕事を引き寄せ続けるエネルギー。「そのものに対してベストを尽くす」のではなく「自分には何が発想出来るか」を自分に対して絞り出すストイックさ。
仕事の選び方も新しい雑誌を作り上げる構成力や論理力も、とても個性的な尾原さん。「俺が歩みを合わせてきたのは人類史に残る哲学者と芸術家だけ」と言い切る尾原さんの仕事観・人生観 ・思想・哲学...お伺いしたい事は盛りだくさん!皆さんも是非お越し頂き、ワクワクする刺激的な時間を一緒に過ごしましょう。
THINK_62
日時:2月12日(金)
開場:19:00〜
開演:19:30〜21:30
アフターパーティ:21:30〜22:30
会場:広島市中区舟入本町15-1 サポーズデザインオフィス3階
会費:1,000円(予約不要)
※椅子席は先着100席までとなります。以降は立ち見となります。
※トーク終了後、アフターパーティとしてゲストを交えての懇親会をご用意しています。
※駐車場・駐輪場はございません。恐れ入りますが、近隣のご迷惑となりますので、公共交通機関でお越しいただきますようにお願いいたします。
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Guest_尾原史和(おはら・ふみかず)
1975年高知生まれ。アートディレクター/スープ・デザイン代表。雑誌や書籍・図録やカタログなどのエディトリアルデザインを中心として、店舗や展覧会のアートディレクションなど、多岐にわたり活動している。そのほか、マルチプル・レーベル「PLANCTON」を主宰し、写真集や画集の出版・靴などのプロダクトを制作する。著書に『逆行』(ミシマ社)、『デザインの手がかり』(誠文堂新光社)がある。デザイン展覧会『SHOWCASE』のディレクターとしても活動中
http://www.soupdesign.co.jp/
<今後のTHINKの予定>
3月11日(金) Sumally 山本憲資さん http://sumally.co.jp/